After Effectsなどをやっていて、これから3DCGをやってみたいという人も多いのではないしょうか。
3DCGソフトには、Maya、3ds Max、Cinema 4D、Blenderなど様々なものがありますが、僕も今まで色々な3Dソフトを使ってきた中で、これからCGを始める人にはCinema 4Dをオススメします。
目次
Ciname 4Dとは?
Cinema 4Dは、ドイツに本社を置くMaxon社が出している3DCGソフトです。
主にモーショングラフィックスに強いとされてきましたが、現在ではハリウッドの映画の中でも多数使われていて、その安定性やAdobe After Effectsとの連携などから現在注目を集めているソフトです。
Cinema 4Dがオススメな理由
インターフェースがわかりやすい、
Cinema 4Dは、オブジェクトやデーフォーマーを作成する際も、上部アイコンから作成します。
インターフェースが視覚的にわかりやすく、初めて使う人にとってはとっつきやすいと思います。
チュートリアルが豊富
CGソフトを学ぶに際に、チュートリアルが多いというのはかなりのメリットになります。
私が見た限り、Web上にあるチュートリアルが他のソフトに比べて豊富です。
また、MayaやMaxでは見当たらないようなチュートリアルがCinema 4Dではあったりすることも多く、シーンファイルを無料で公開しているサイトもあったりと、個人で学習を進めるにあたって、参考にできるものが多いのも特徴です。
例えば、以下の記事のようにモーションキャプチャーを使ったキャラクターアニメーションのチュートリアルも公開されています。
おすすめのチュートリアルサイトは以下の記事で紹介しています。
ソフトが落ちない(抜群の安定性)
Cinema 4Dを使っていて、これまでにシーンが落ちたことがありません。
会社時代、他の3Dソフトを使用していて、突然シーンが落ちてしまったり、シーンが開けなくなったりすることがよくありました。
その多くが原因不明で、もう一度シーンを作り直したりと、かなり無駄な時間を費やすことが多かったです。
聞いたところによると、Cinema 4DをリリースしているMaxonでは、かなりバグフィックスに入念なようで、安定性をとるために、色々な機能を制限しているとおっしゃっていました。
仕事において、安定性=信頼性だと思うので、これも重要視すべき点だと思います。
修正・変更がやりやすい
Cinema 4Dでは、Mographやシミュレーションなどの効果をタグや親子関係にすることで適用します。
よってタグや親子関係を外すことで、効果を簡単にオン・オフすることができます。
またタグをコピペしたり、オブジェクトを差し替えることで、別のオブジェクトにも同様の効果をすぐに適用できます。
また、複数のシーンを開きながら作業することができ、コピー&ペーストでシーン内のものを別のシーンに持ってこれるので、シーン自体をまたいで作業することが簡単にできます。
After Effectsとの連携が強力
After EffectsにCinema 4D Liteが搭載されているように、After Effectsとシームレスで連携することができます。
またレンダリングしなくても、Cinema 4DのシーンをAfter Effectsで開くことができたりするので、作業スピードを上げることができます。
まとめ
この他にも、他のソフトでは意外と難しかったりする表現がCinema 4Dだと簡単にできるような所も多々あり、他のソフトから乗り換える人も増えています。
現に私も、会社ではMayaをメインに使っていましたが、フリーになってからは、Cinema 4Dを使うようになりました。特にCinema 4Dはフリーランス向けだと思います。
大規模な会社では、パイプライン重視のため、Maya、3ds Maxを使っているところがほとんどだと思いますが、近年Cinema 4Dを導入する会社も増えてきています。
現段階では、Mayaや3ds Maxに比べシェアは少ないと思いますが、ユーザーは確実に増えているようなので、これからCGをはじめる人はCinema 4Dという選択肢もあるということで考えてみてはいかがでしょうか。
体験版は、以下のページからダウンロードできます。
また、以下の記事では本当は教えたくないCinema 4Dの超優良サイトをご紹介しています。気になった方はぜひ。