こんにちは!hiro(hiro803_)です。
After Effectsとの連携や、クオリティの高いモーショングラフィックスやCGを個人でも、
比較的簡単に作ることができるCinema 4D。
Red ShiftやOctane RenderなどのGPUレンダラーの登場により、フォトリアルなCGも以前よりも速く作成することができるようになりました。
また、月額のサブスクリプションが始まったことや、
これまであったStudioなどのバージョンによる機能制限廃止により、
以前よりもC4Dをはじめるハードルがかなり下がってきました。
そんなとき、これからCinema 4Dを勉強する際に、まずどこのサイトを見たらいいの?って思いますよね。
今回は、初心者の方向けに僕がC4Dを始める際に参考にしたサイトを集めてみました。
Contents
CG Shortcuts
Cinema 4DのわかりやすいチュートリアルをたくさんリリースしているCG Shortcutsさん。ひとつひとつのチュートリアルの解説が丁寧で、Cinema 4Dがはじめての方でも無理なくチュートリアルを進めることができます。Youtube動画の説明文のところからシーンファイルもGumroad経由でダウンロードできます。(確かレンダリングの設定まではされていなかったと思うのでご了承を)
アブストラクトアートに興味がある方は、有料コースになりますがUltimate Abstract Artのコースがおすすめです。
レンダリングシーンのテンプレートもついているので、その中で作成することで、簡単にきれいなCGを作ることができます。お得なバンドルパックもあります。
GreyscaleGorilla
Website – https://greyscalegorilla.com/
Cinema 4Dユーザーなら誰しも必ず知っているサイト「Greyscalegorilla」オリジナルのプラグインやチュートリアルの販売も行なっています。解説者のNickさんは、説明がとても上手で、英語の発音も聴きやすいです。
たまにプラグインを買わないとできないチュートリアルもあるのでご注意を。
eyedesyn
Website – https://www.eyedesyn.com/
こちらもC4Dユーザーなら誰もが知っているサイト「eyedesyn」
どちらかというと、セルシェーディングやカートゥーン系のキャラクターなどのチュートリアルが多いイメージで、2Dっぽい3Dの表現をしたい人にオススメです。
Motion Design School(有料)
https://motiondesign.school/collections/courses/products/cinema-4d-journey
モーショングラフィックスを学べるオンラインスクール「Motion Design School」のCinema 4Dコースです。
おしゃれな作例を通して、モデリング、アニメーション、Mograph、Dynamics、Hairや実写合成、Sketch&Toonなど、基礎から応用まで幅広く学べます。
TheFrenchMonkey

チュートリアルサイトではないですが、フランス人のアーティストTheFrenchMonkey(TFMStyle)さんが、日頃制作している作品のプロジェクトファイルを無料で公開してくれています。最近はRed ShiftやOctane Renderを使って制作したものが多いです。その他にも作品で使用しているオリジナルの高解像度テクスチャ パックなども販売しています。
Cinema 4Dを始める際にぜひ持っておきたい物たち
Red Shift / Octane Render(GPUレンダラー)
グラフィックカード(GPU)の力を使ってレンダリングするGPUレンダラー。速くてきれいなレンダリングをするために必要です。
最近のチュートリアルや、すごいと思う方々の作品には、大抵Red ShiftかOctane RenderのどちらかのGPUレンダラーが使われているので、ぜひひとつは持っておきたいところ。
Otas.TVの佐藤隆之さん(AfterEffectsユーザーなら誰もが知っている)曰く、Red Shiftは、フォグ(霧)の表現が速く、Octane Renderはディスプレイスメント(テクスチャなどを使って複雑な形状を簡単に作る)が得意だそうです。
どちらのレンダラーがいいかわからない人は、好きなアーティストがどちらのGPUレンダラーを使っているのか調べてから購入してみましょう。(ちなみに僕はOctane派です)
以下、Octane Renderのインストール方法

Motion Squaredのマテリアルパック

OctaneやRed Shiftを使う際、Motion Squaredのマテリアルパックを持っておくと、マテリアルを適用するだけで、オブジェクトがそれっぽい質感になるので、時短用におすすめ。
Forester for Cinema 4D(3D QUAKERS)

Cinema 4Dで森や植物を作りたい時に便利。大量の樹木や植物のプリセットがあるので、簡単に森などを作成できます。
Neat Video
GPUレンダラーでのレンダリングは速いのですが、ノイズがのりやすく、デノイズ(ノイズを取り除く処理)がほぼほぼ必須になってきます。
業界標準のデノイザープラグインとも呼べる「Neat Video」を使うことで、Cinema 4Dで書き出した連番画像をAfter Effectsに読み込み、デノイズ処理を行うことができます。
Neat Videoは、実写映像などでのノイズ処理にも非常に有効なプラグインなので、ぜひ持っておきたいプラグインでもあります。
Cinema 4Dで知っておきたいアーティスト
僕の独断と偏見で知っておきたいCinema 4Dユーザーの方々をご紹介します。(まだまだたくさんすばらしい方々がおられます)
Seventhgraphics 朝倉さん
日本のCinema 4Dユーザーなら誰もが知っているSeventhgraphicsの朝倉さん。フォトリアル系のCGなら間違いなく日本一かと。
ギターの腕前も相当で、自分でギターを自作してしまうほど。。
フォトリアルが得意なCGクリエイターです。最近は空気感を出すのが好きです。#誰かの推し作家になりたい pic.twitter.com/lVTkI7Eh2Z
— 朝倉涼 / Ryo Asakura (@seventhgraphics) December 2, 2019
kana
日本のモーションデザインスタジオOnesal(ワンサル)出身のモーションデザイナーのkanaさん。現在は、イギリスのモーションスタジオweareseventeenに所属。抜群のビジュアル・モーションのセンスでVJとしても活躍。X-squareやVideoCopilotLive2019でも講演。
https://twitter.com/Kana_terao/
https://www.instagram.com/p/Bw4ilyin64d/
ナカフジリク
最近イベントでご挨拶させてもらったナカフジリクくん。Twitterにシネマティックなクオリティの高い作品を投稿し話題に。1999年生まれで、Cinema 4Dは全て独学だそうです。。VideoCopilotLive2019でも講演。
Tools
AfterEffects
Cinema4D
OctaneRender
SubstancePainter
MarverousDesigner
WorldCreator pic.twitter.com/NL1xN8GU0t— nagafujiriku (@nagafujiriku) December 27, 2019
まとめ
Cinema 4Dを初める上で知っておきたいサイトをご紹介させていただきました。
また、日本代理店であるTMSさんでは、ハンズオンのトレーニングを受けることができます。
Cinema 4Dを学べる場所は意外と少なく、僕も何回か参加させてもらいましたが、初級トレーニングは少人数でとても親切に教えていただけました。
ただ、2日間4万円となかなかなのお値段なので、申し込む時は気合を入れていきましょう!
また、Cinema 4Dを始めるなら最初はこの本がオススメです。(確か初級トレーニングを受けるともらえたはず?)
この本は、上で話したTMSさんの初級トレーニング(現:はじめてのCinema 4D)の講師でもある田村さんが書かれている本で、とても丁寧でわかりやすくC4Dの基礎を学ぶことができます。
とても穏やかで、お昼ご飯を一緒に買いに行ってくれる優しい方なので、興味がある方はぜひ見てみてください。
