皆さんは制作の際に素材探しに困っていませんか?
今回は定額で素材やテンプレートが使い放題になるサブスクリプションサービスのひとつ「Envato Elements」についてご紹介します。
Contents
Envato Elementsとは?
「Envato Elements」は、世界最大のテンプレ販売サイトEnvatoが運営しているサブスクリプションサービスです。
商用利用可能な5,200万以上のイラスト、写真、動画、WordPress、Ae・Prテンプレート等を、年間約2万円ほどで無制限で使うことができます。
テンプレートを購入する際は、購入コストが気になりますよね?
特にテンプレートによっては、使い回すのが難しいものもあるため、1回の購入にかなり慎重になることも多いと思います。
通常、Envato MarketなどでAeテンプレートを買おうとすると、1つが約5000円ほどしますが、Envato Elementsを契約すると2万円で使い放題になるため、気軽にテンプレートを使うことができます。
さらに画像、映像、音素材まで揃うため、コストパフォーマンスがかなり高いサービスになっています。
Envato Elementsを使うメリット
Envato Elementsを使うメリットとしては以下が挙げられます。
①たくさんの写真・イラスト・動画・テンプレートを使えるため、色々なサイトを探す手間が省ける
②Envato Marketで販売されているテンプレートも一定数含まれているため、単品購入よりもお得な場合が多い
③日々新しい素材やテンプレートが追加されるので、常に新しいデザインやトレンドを追ったテンプレートを使うことができる
④短時間でクオリティの高い表現が可能になる
⑤プロジェクトを中を見れるため技術的な参考になる
ダウンロードできる素材
Envato Elementsで現在利用できる素材は、主に以下になります。
映像素材、動画テンプレート、音楽素材、効果音、グラフィック素材、プレゼンテーションテンプレート、写真、フォント、拡張機能、Webテンプレート、CMSテンプレート、WordPressテンプレート、3D素材
Motion ArrayやMotion Elementsと比べると、映像関係だけでなくデザイン/画像/フォントなど様々な素材が充実しているため、多くのクリエイターにとってメリットがあります。
利用料金
Envato Elementsの料金プランは、以下のようになっています。
月額 | 年額 | |
Indivisual(個人) | $33 | $198($16.5/月) |
Team | $55 | $348($29/月) |
Enterprise | 問い合わせ | 問い合わせ |
支払い方法として、月払い/年払いの2つが選べますが、年払いの方が半額ほどで利用できるのでおすすめです。
ライセンスに関して
個人・商用の両方で使用することができます。
サブスクリプション中に作成したコンテンツには永続的に使用が許可されています。解約後はダウンロードした素材の利用は禁止されているので注意してください。
使用上の注意としては、素材やテンプレートがメインとして見えるような表現は避けるようにしてください(そのまま使う×、組み合わせて使う○)
また当然ながら誹謗中傷やポルノ不適切なコンテンツへの利用は使用禁止されています。
その他詳細に関してはこちらをご覧ください。
使い方
次に、Envato Elementsの素材やテンプレートをダウンロードする方法について紹介します。
まず、画面上部より、
①カテゴリを指定し、②検索欄にキーワードを入力します。
③好きな素材・テンプレートを選び、詳細画面に移ります。
④テンプレートの詳細を確認し、
⑤Downloadをクリックします。
⑥使用するプロジェクトを登録するため、「Create new project」をクリックします。
⑦プロジェクト名を入力して作成し、
⑧「Add & Download」をクリックしてダウンロードします。
また、複数の素材を使う際は、先ほどのプロジェクト名を選択するだけで大丈夫です。
テンプレート参考例
ダウンロードできるテンプレートの参考例です。
Ae、Pr、DaVinciなど様々なテンプレートがあるので、検索欄から好きなテンプレートを探してみてください。
Urban
https://elements.envato.com/urban-D5TQ93W
Urbanスタイルのオープナーです。実写とエフェクトの塩梅がお洒落で、スタイリッシュなオープニングを作成したい時におすすめです。
Distort Glitch Title Reveal
https://elements.envato.com/distort-glitch-title-reveal-XDPR2LW
実際に作ると素材集めや作成に手間がかかりそうなグリッチのロゴアニメーションも、流用することで効率よく作成することができます。
Dramatic Historical Opener
https://elements.envato.com/dramatic-historical-opener-YG9Q6FY
こういったテンプレートは表現としては面白いですが、他で使い回すのが難しいケースも多く単品での購入だと躊躇してしまいますが、サブスクリプションの場合は気兼ねなく使用することができます。
Liquid Animation
https://elements.envato.com/video-templates/liquid+animation/compatible-with-after-effects
モーショングラフィックスや動画のアクセントとしてもよく使う「リキッドアニメーション」の素材も豊富に用意されています。
Fireworks
https://elements.envato.com/video-templates/firework
普段ではあまり使わないような、「花火」のテンプレートなども気軽に使うことができます。
その他の特典
Envato Elementsを契約すると、さらに特典として、写真素材サイト「Twenty20」とEnvatoのチュートリアルサービス「Envato Tuto+」を見ることができます。
Twenty20
「Twenty20」は、Envatoが買収した5000万枚以上のストックフォトが利用できるサービスです。こちらの画像は、GoogleやPinterestなどでも使用されています。
EnvatotTuts+
「EnvatoTuts+」は、Envatoが運営しているデザインやソフトウェアに関するチュートリアルが学べるサービスです。After Effects、Premiere Proからデザインに関して幅広いチュートリアルを見ることができます。
最後に
今回は、クリエイターにおすすめなサブスクリプション「Envato Elements」について紹介しました。
こういったサブスクリプションをベースに、Motion Broなどの有名な単体テンプレをセールなどに買い足していく方が、コストパフォーマンスが高いと思うので、ぜひ制作に取り入れてみてください🙂
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