今回は、After Effectsで3DCGモデルを扱えるプラグイン「Element 3D」について紹介します。
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Contents
Element 3Dとは?
「Element 3D」は、Video Copilot社が販売しているAfter Effectsに3Dモデルを読み込んでアニメーションさせることができるプラグインです。
https://www.toolfarm.com/buy/video_copilot_element_3d
ゲームと同じようにGPUを使って3Dをレンダリングするため、高速で綺麗なCGを描画することができます。
モデリングなどはできませんが、3Dモデルを複製してアニメーションさせることができ、3Dのモーショングラフィックスや実写合成などで効果を発揮することができます。
また、Element 3D用に最適化されたモデルパックも販売されていて、ビルの3Dモデルが収録された「Metropolitan 3D Buildings Pack」や航空機の3Dモデルが収録された「JetStrike Model Pack」など様々なものがあります。
https://www.toolfarm.com/buy/video_copilot_aerial_bundle/
他にもElement 3Dでは、Obj形式(.obj)とCinema 4D形式(.c4d)の3Dモデルをインポートして扱うことができます。
以下の記事でフリーの3Dモデルを探せるサイトを紹介しています。
ObjやCinema 4D形式でダウンロードできるものもあるので、Elementを購入した人はインポートしてみると面白いかもしれません。
Element 3Dの使い方
AE使いとして有名な緒方達郎さんがElement3Dについて詳しく解説してくれています。
その他の動画はこちらから。
サンゼさんもYouTubeチャンネルでElement3Dのわかりやすい解説動画を出してくれています。
Element 3Dに関するチュートリアル
How to Synthwave – Element 3D Tutorial in After Effects
Element 3D Tutorial | After Effects Tutorial | class – 02
ダウンロードできるElement 3D用のフリーモデル
木の3Dモデル / 動画の概要欄URLからDL
山や地形の3Dモデル / 動画の概要欄URLからDL
Element 3D STAR WARS MODEL PACK / タイファイターやR2D2などの3Dモデル
ダウンロード場所は以下記事中に記載しています。
Element 3Dに不向きなこと
AEで簡単に3DCGを表現できるElement 3Dですが、他の3DCGソフトとの使い分けについてもご紹介します。
モデリングなどを使った本格的な3Dアートや3Dコラージュ
Element 3Dでは、CGを一から作る「モデリング」ができないため3DモデルをWeb状から探してくる必要があります。
例えば、以下の動画のような3Dアートや3Dコラージュと言ったオブジェクトを作成することに関しては、Cinema 4DやBlenderなどのCGソフトが必要になります。
https://cgshortcuts.com/product/ultimate-abstract-art/
たくさんのオブジェクトを配置する
AEは、3D空間の操作がしづらいため、たくさんのオブジェクトを3D空間に配置したい場合などもCGソフトが圧倒的に使いやすいです。
またCGソフトには、3D空間を簡単に再現しやすいようにプリセットやプラグインなども豊富なため、Element 3Dでは難しいような表現も簡単にすることができます。
例えば、草や木などをたくさん配置して草原や森といった表現をしたい場合、Blenderになりますが有料のアドオン(プラグイン)を使うと、下の動画のようにワンクリックで作ることができます。
https://www.blendermarket.com/products/scatter
その他のCGソフトでプラグイン等を使った表現の簡略化については、以下の記事を参考にして見てください。
シミュレーションやモーションキャプチャーを使った表現
また、シミュレーションやモーションキャプチャーを使ったアニメーションの作成に関しても3DCGソフトの方が圧倒体にやりやすく、チュートリアルも多いです。
アニメ的な表現
Element 3DのチュートリアルはリアルやVFX系のものが多く、CGを使ったアニメ調の表現に関してはCGソフトの方が圧倒的にチュートリアルも多いです。
最後に
After Effectsで3Dモデルを扱えるようになるプラグイン「Element 3D」をご紹介しました。
私は、After EffectsのElement 3Dで3DCGを始め、本格的な3Dソフトに移っていきました。After Effectsを使っていて3DCGにも少し興味があるという方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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セール情報は以下の記事から確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
また、BlenderやCinema4Dなどの情報も追っておくと、Element 3Dだけでやるよりも効率よく作れる場合が多いので、よろしければ以下の記事なども見てみてください🙂
https://www.kotsuxkotsu.work/category/blender/
https://www.kotsuxkotsu.work/category/cinema-4d/
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