こんにちは!まるもりです。
今回は、普通の映像を映画のような見た目にできる「シネスコ」のテクニックについて紹介します。
シネマスコープ(シネスコ)とは
「シネマスコープ」とは、映画などでよく見る縦横比が「1:2.35」の横に長い映像サイズのことです。
アナモルフィックレンズという映画用のレンズで撮影することで、映画のような横長の映像を撮ることができます。
とても高価なレンズなため、普通は手に入らないのですが、意図的に上下に黒帯を入れることによって、映画っぽさを演出することができます。
シネスコの効果
シネスコにすることで、以下のようなメリットがあります。
- 映像をシネマチックにできる
- 上下のレイアウトを微調整できる
上下に黒帯を入れることで、普通の映像でも映画のような雰囲気にできます。
また上下が少しクロップされるので、レイアウトを微調整できるメリットもあります。
参考例
Vlogやミュージックビデオなど、様々な作品で見ることができます。
シネスコの作り方(Ae)
After Effectsでの作り方の一例です。
レイヤー → 新規 から平面を作成します。
色を黒(#000000)に設定します。
エフェクト&プリセットから「CC Jaws」を適用します。
シネスコの作り方(Pr)
Premiereでの作り方の一例です。
調整レイヤーを作成します。
調整レイヤーに、エフェクト → クロップを適用します。
最後に
今回は、手軽に映画のような雰囲気にできる「シネスコ」のテクニックについて紹介しました。
普段見ている映像も縦横比が変わるだけで全く違って見えるので、よかったら使ってみてください🙂
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