こんにちは!
みなさんは、After Effectsで『エクスプレッション』を使っていますか?
「苦手だ!」と思う人も多いと思いますが、(私も苦手です。。)
エクスプレッションを使うと、手軽に映像のクオリティを上げることができます!
そこで今回は、コピペで使える、特に「クオリティUPにつながるエクスプレッション」をまとめてみました!(随時追加予定)
Contents
エクスプレッションの使い方
エクスプレッションの使い方に関しては、サンゼさんが丁寧に解説してくれています!
繰り返し – loop
『サイクル』ループ
※タイムリマップに「cycle」を追加したケース
「サイクル」ループは、アニメーションを「最初から繰り返す」ことができます。
コンポジションをループさせたり、2枚の画像をパカパカ切り替えたり、テクスチャが動く「テクスチャアニメーション」にも使えます。
loopOut(type = “cycle”, numKeyframes = 0)
上の式だと、長くて覚えにくいので、次の『省略形』を覚えるのがおすすめです!
loopOut(“cycle“)、または、loopOut(“”)
『ピンポン』ループ
※「位置(左)」や「回転(右)」に「pingpong」を追加したケース
『ピンポン』ループは、ピンポン玉のように行って跳ね返ってくる「往復」するループを作れます。
位置やスケールを「行ったり来たり」往復する動きや、「ゆらゆら」と回転をし続ける動きができます。
loopOut(“pingpong“)
『コンティニュー』ループ
※「位置」に「continue」を追加したケース
『コンティニュー』ループは、そのまま動きを「継続」できるループです。
キーフレームが終わった後も、同じスピードで動き続けたり、回転し続けたりなど、シンプルに動かし続けたい時に便利です。
loopOut(“continue”)
ゆらゆら動かす – wiggle
※「位置」に「wiggle」を追加したケース
「wiggle」を追加すると、レイヤーを「小刻みに動かす」ことができます。
例えば、「1秒間1回、±50ピクセル」の範囲を動かしたい時は、「位置」プロパティに以下のように記述します。
wiggle(1,50) // (速さ,動く範囲)
『シード値』を設定する
「wiggle」は、タイムラインのレイヤーの数が変わると「動きが変わってしまう」という仕様になっています。
これは、「wiggle」がタイムライン中の「レイヤー番号」を参照しているために起こる現象で、動きを変えたくない場合は『シード値』を設定する必要があります。
※レイヤー数が変わると位置が変わってしまう
やり方は簡単で、wiggleの「前」に「seedRandom」というコードを書くだけでOKです!
seedRandom(1) // 設定するシード値
wiggle(1,50)
『ループ』させる
※「位置」に「ループするwiggle」を追加
好きな「秒数」で、wiggleを「ループ」させることもできます。
例えば、「3秒」でループさせたい時は「位置」プロパティに以下のように記述します。
freq = 1; // 1秒間に動く回数(速さ)
amp = 110; // 動く範囲(強さ)
loopTime = 3; // 何秒でループさせるか(時間)
t = time % loopTime; wiggle1 = wiggle(freq, amp, 1, 0.5, t);
wiggle2 = wiggle(freq, amp, 1, 0.5, t – loopTime);
linear(t, 0, loopTime, wiggle1, wiggle2)
- Looping Wiggle Expression(Chunkmotion)
コマ落とし – posterizeTime
※「スケール」に「posterizeTime」を追加したケース
「posterizeTime」を使うと「コマ落ち」したアニメーションを作れます。
フレームレートの数値を指定することで、「カクカクッ」っとした動きになります。
「可愛い」や「優しい」といった印象にしたいときに便利です。
posterizeTime(8) // 設定したいフレームレート
value
まとめ
今回は、After Effectsで「クオリティUPにつながる」おすすめのエクスプレッションを紹介しました!
エクスプレッションは苦手な人が多いと思いますが、これだけ知っているだけでも作業がかなり楽になるので、ぜひコピペして使ってみてください!
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