こんにちは!
今回は、「歌ってみた/イラストMV」でよく見る「縦スクロール」の表現が使われている作品を集めてみました。
縦スクロールは、たくさんの歌詞やイラストを効率的に見せる上でとても効果的な表現です。
Contents
『縦スクロール』が出てくる作品
樋口楓 「Bravery? Naturally?」
縦スクロールは「たくさんの歌詞」を効率よく見せる方法としてとても有効です。
特に、歌詞に注目してもらいたい場合は、背景は「シンプル」なデザインや背景にすると、歌詞に注目を集めつつ、映像を展開していくことができます。
【歌ってみた】君に届け / 赤城ウェン【にじさんじ】
縦スクロールは、歌詞とイラストの両方を見せる上でも、とても効果的な表現です。
イラストを「写真」や「ポロライド」風に切り取ったり加工することで、イラスト素材が少ない場合でも、見せ方のバリエーションを増やすことができます。
優しい人にならなければ / オリジナル曲
縦スクロールは「縦書きの歌詞」とも相性が抜群です。
原稿用紙や便箋などのデザインが出てくる、「青春・繊細」といった印象のミュージックビデオにもよく合います。
トウキョウ・シャンディ・ランデヴ / MAISONdes feat. 花譜, ツミキ (covered by 緑仙)
オブジェクトごとに流れるスピードを変えることで、より「視差」や「レイヤー感」が強くなります。
背景とメインのオブジェクトを「逆」方向に動かすことで、よりスピード感や視差を強調することができます。
ETHYRIA // TRUE.END (original song) Enna Alouette × keiki × Patterns
「立ち絵(全身イラスト)」を使う場合にも縦スクロールは相性がよく、「髪揺れ」などのアニメーションを追加することで、演出としてもよりリッチな表現になります。
【MV】Thank you for the encounter【にじさんじ/SMC組】
「マンガ風」のミュージックビデオでも、コマを効率よく見せたい時に縦スクロールの表現がよく見られます。
「ドロップシャドウ」をつけることで、コマ同士の前後関係がわかりやすくなり、デザイン面でもメリハリをつけることができます。
最後に
今回は、歌ってみた/イラストMVでよく見る「縦スクロール」の演出について紹介しました。
少ないイラストでも見せ方のバリエーションを増やせたり、縦書きの歌詞とも相性が良かったりと、たくさんのメリットがあるので、ぜひ製作に取り入れてみてください!
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