今回は、歌ってみた/イラストMVでよく見る「横スクロール」の表現が出てくる作品を集めてみました。
Contents
『横スクロール』が出てくる作品
『スタイリッシュ』な作品での参考例
【MV】sumire iro amulet / シスター・クレア【オリジナルソング/にじさんじ】
『スタイリッシュ』に横スクロールが使用されたオーソドックスな参考例です。
シスター・クレアさんの「sumire iro amulet」のMVでは、シンプルかつスタイリッシュなデザインで、舞い上がる「花びら」やパーツごとに切り取られた「キャラクターフレーム」が横にスライドしていくことで、スタイリッシュかつ空間を感じさせる演出となっています。
『ポップ』な作品での参考例
おねがいダーリン ♡ 星川サラ&フレン・E・ルスタリオ(cover)【にじさんじ】
『ポップ』なMVでの横スクロールの参考例です。
星川サラさん、フレンさんのMVでは、パーツごとに切り取られたキャラクターフレームと大きめに配置された歌詞、SDキャラのイラストが可愛く登場することで、曲の印象にマッチしたポップさで流れるように歌詞を見せていく演出になっています。
『歌詞が多い』場合での参考例
トウキョウ・シャンディ・ランデヴ / MAISONdes feat. 花譜, ツミキ (covered by 緑仙)
『歌詞が多い』曲でも、横スクロールの表現は効果的です。
緑仙さんの「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」のMVでは、歌詞の多いパートにおいて、スタイリッシュに配置された歌詞とデザインが、横へスクロールしてくことで、次々と出てくる歌詞の「リズム感」がより強調された形になっています。
『ギミック』がプラスされた参考例
FRUITS ZIPPER『わたしの一番かわいいところ』 covered by ソフィア・ヴァレンタイン
『ギミック(仕掛け)』をプラスすることで、シンプルな横スクロールとはまた少し違った印象になります。
ソフィア・ヴァレンタインさんの『わたしの一番かわいいところ』のMVでは、『パララックス(視差)』に加え、風鈴のようにシェイプが揺れたり、窓の開くアニメーションなど様々なギミックが使用されていて、見ていて飽きない表現になっています。
歩かせるパターン(複数イラスト)
ワンダーランドと羊の歌-飛鳥ひな/黒井しば/町田ちま(cover)
イラストの背景を横に動かしていくことで、『キャラクターが歩いている』ように見せることができます。
「ワンダーランドと羊の歌」のカバーMVでは、複数の歩いているイラストを切り替えることで、3人がずっと歩いているように見えるように横スクロールが使用されています。
歩かせるパターン(1枚イラスト)
樋口楓「WIN-WIN HALLOWEEN」
『1枚』のイラストでも、足元を隠すことでキャラクターが歩いているように見せることもできます。
樋口楓さんの「WIN-WIN HALLOWEEN」のMVでは、足元を隠したり、暗い部分を作ることで、スポットライトとしての演出や、暗い部屋を走っていくシーンに利用されています。
最後に
今回は、歌ってみた/イラストMVでよく見る「横スクロール」について紹介しました。
デザイン・アニメーションの両方で使える、とても便利な表現なので、ぜひ製作に取り入れてみてください!
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